統合医療について
統合医療とは
統合医療(とうごういりょう)とは西洋医学と代替医療(例:伝統医学〔伝統中国医学・韓医学・アーユルヴェーダ〕や民間療法等々)をあわせ患者を治療することです。これにより、病気の早期発見や予防、根治、健康維持の増進などを目指すとともに、医療費の削減効果も期待されています。 私たちは代替医療の分野においてハーブなどの原料の供給ができるよう、新たな展開を興し、統合医療の推進に注力しています。
インタビュアー 平田まり X 代表取締役社長 新垣 健(統合医療とは)
統合医療の現状
日本では通常の西洋医学による医療は健康保険でまかなわれています。しかし、代替医療の大部分は健康保険が適用されません。そのため、統合医療は西洋医学と代替医療を併用して行うため、保険診療と自由診療(いわゆる保険外診療)を併用する混合診療となります。 現在、この混合診療は禁止されているため、自由診療が少しでも含まれる診療は全額が非保険扱いになるという大きな問題を抱えているのが現状です。 2010年、鳩山首相は施政方針演説で「統合医療の積極的な推進の検討」を表明し、これをうけて厚生労働省は統合医療への保険適用や資格制度の導入を視野に統合医療プロジェクトチームを発足させました。プロジェクトチームは統合医療の研究がさかんなアメリカの国立衛生研究所のジャンル分けを参考に、中国医学やアーユルベーダ、ユナニ、断食療法、瞑想、磁気療法、オゾン療法、気功といった統合医療の日本国内での実態把握をはじめています。
ハーブで総合企業へ
私たちはこれまで受託100%の健康食品会社として研究・開発を努めてまいりました。しかし、現状がベストだとは考えません。 これからは、受託に頼るだけでなく、原料から企画までをこなす総合企業として発展していかなければ、生き残れない時代が到来していると考えています。 多くの人が健康に気を配り、需要も膨らむサプリメント業界は今後さらに法的緩和されていくでしょう。そしてその中、当然ながら製造者責任・販売者責任が厳しく問われることになっていくのは必至です。こういった流れに対応していくためにも、私たちは自分たちで責任がとれる組織へと成長していく必要があると考えます。 将来的には、大型産業団地への進出も視野に、「統合医療の企画」「ハーブ・漢方の研究施設」「人的トレーニング」を含めた総合企業へと発展できるよう、日夜前進し続けています。